真空のスプリンクラーで事故を防止! | アルコニックス三伸株式会社

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負圧の世界

⑨真空スプリンクラーは「負圧水」を理解することから始まる

負圧水とは大気圧より低いマイナス圧を持った水のことです。身近に存在しませんので理解するのは難しく圧力計の針がマイナスを指しているのを見ても実感がわきません。

加圧
負圧

分かりやすい例として、注射器に空気を入れた状態で、押せば空気は加圧状態、引っ張れば負圧状態になります。空気を水に置き換えて同じように引っ張れば水は負圧状態、つまり負圧水になるのです。水は空気と違い伸び縮みしませんが間違いなく引っ張れば負圧水になります。

この引っ張る力を真空ポンプで行うシステムが真空スプリンクラーです。

⑩冷蔵庫にも負圧の世界

最近テレビで真空チルド冷蔵庫のコマーシャルを見かけます。「酸素は鮮度の大敵。食品が劣化する原因の一つが酸化です。冷蔵庫内を約0.8気圧にすることで酸素を約20%減らし、食品の酸化を抑えておいしく保存します。」と宣伝しています。
0.8気圧とは大気圧(1.0気圧)以下、ゲージの世界ではマイナス圧(-0.02Mpa)になります。

真空スプリンクラーは、このマイナス圧の力を利用して消火水の溶存酸素を減らし腐食を防止します。
酸素は食品だけでなく金属パイプも酸化させる。つまり錆びさせてしまいます。

冷蔵庫にも負圧の世界

⑪最近の採血

昔の採血は看護婦さんが注射器のピストンを引いていましたが最近は違います。注射器の針を刺すだけで自然に血液が注射器に入ってきます。これは注射器が大気圧より低い圧力(負圧)に設定されているからです。当たり前といえばその通りですが注射器を見ていると不思議な感じがします。